「小沢昭一『ドキュメント 日本の放浪芸』アーカイヴ」特設サイト
本特設サイト「小沢昭一『ドキュメント 日本の放浪芸』アーカイヴ」は、令和2年度~令和4年度文部科学省科学研究費、研究活動スタート支援「小沢昭一における音楽芸能の正統性の概念の研究:LP作品集『日本の放浪芸』を中心に」(20K21931)の成果の一部です。
🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑
愛聴者カード(市川捷護氏所蔵)
市川捷護氏の仕事
『戦場の村』(宇野重吉による朗読、1968)
『実音・日大闘争の記録』(市川氏による現地録音、1969)
『革命と死 チェ・ゲバラ』(佐藤慶による朗読、ca. 1969)
インタビュー(2021年11月・12月、2022年5月・6月に実施)
- ①市川捷護氏
- ②市川捷護氏・小川洋三氏・津島滋人氏
- ③市川捷護氏・市橋雄二氏
『日本の放浪芸』出版以前の予告(市川捷護氏所蔵)
「小沢昭一が招いた日本の放浪芸」公演プログラム(市川捷護氏所蔵)
『日本の放浪芸』関連資料一覧
本科研以前の関連論文・関連口頭発表(鈴木聖子によるもの)
- 口頭発表 « Le striptease et les intellectuels des années 1960 – 1970 : Ozawa Shôichi et Document / Arts itinérants du Japon »(1960-70年代におけるストリップと文化人:小沢昭一と『日本の放浪芸』)、フランス日本学会SFEJ第12回シンポジウム、2016年12月16日(リヨン)
- 口頭発表 « Entre les paroles et le chant : la revendication de l’oralité dans les années 1970 »(言葉と歌のあいだで:1970年代におけるオラリティの復権声明)、国際シンポジウム Mémoire sonore du Japon : le disque, la musique et la langue、フランス国立図書館、2019年1月25日(パリ)
- 口頭発表 « The Concept of Marginality in Japanese Performing Arts in the 1960s and the 1970s: ‘Itinerant Arts of Japan’ and Shôichi Ozawa »、国際伝統音楽協議会ICTM第49回国際シンポジウム、2017年7月16日(アイルランド、リムリック)
- 口頭発表 「小沢昭一と節談説教―1970年代における声の文化の復権活動」、日本音楽学会第68回全国大会、2017年10月29日(京都)
- 口頭発表「言葉と歌と息のあいだにいのちを描く:小沢昭一『日本の放浪芸』における声の文化」、第13回国際日本学コンソーシアム、2018年12月11日(東京)
- 論文 « Le striptease et les intellectuels des années 1960 – 1970 : Ozawa Shôichi et Document / Arts itinérants du Japon »(1960~1970年代におけるストリップと知識人:小沢昭一と『ドキュメント・日本の放浪芸』)、Paris, Japon Pluriel, vol.12、SFEJ(フランス日本学会)、2018年12月、p.567-574.
- 論文「言葉と歌と息のあいだにいのちを描く―小沢昭一『日本の放浪芸』における声の文化」、『比較日本学教育研究部門研究年報』、第15号、2019年5月, p.123-128. (URL : http://hdl.handle.net/10083/00063334)
本科研による著作・論文・口頭発表・イベント
・『日本の放浪芸』に関する著作
掬われる声、語られる芸 : 小沢昭一と『ドキュメント日本の放浪芸』(春秋社、2023)
小沢昭一の「ベートーヴェン人生劇場〈残侠篇〉」
――『題名のない音楽会』における日本の伝統音楽・伝統芸能の役割
(『ベートーヴェンと大衆文化 : 受容のプリズム 』、春秋社、2024)
・『日本の放浪芸』に関する論文・口頭発表
- 口頭発表「レコード上のサウンドスケープ:小沢昭一『日本の放浪芸』における音の記憶の再現とその意義」、日本サウンドスケープ協会2020年度秋季研究発表会、2020年11月29日(オンライン)
- 口頭発表「「ベートーヴェン人生劇場<残侠篇>」(1970)の歴史的意義―『題名のない音楽会』における日本の伝統的な音楽・芸能の役割―」、日本音楽学会第71回全国大会、2020年11月15日(オンライン、武蔵野音楽大学)
- 論文 « Between Narrative and Melody : Meaning of Musical : Preaching (fushidan sekkyō) on Shōichi Ozawa’s LP collection Document / Itinerant Arts of Japan », Mémoire sonore du Japon : le disque, la musique et la langue, (Sous la direction de Seiko Suzuki, Pascal Cordereix et Gabriel Bergounioux) BnF, Université d’Orléans, 2021年3月, p. 53-65.
- 論文「1970年代聴覚文化における大道音楽や物売りの声の録音収集の意義:LPレコード集『ドキュメント 日本の放浪芸』の文化資源学」、『サウンドスケープ』、第21巻、2021年7月、74-85頁。
・音楽芸能の正統性の概念の研究①「金に換える芸」(小沢)としての雅楽
- 論文「民間の雅楽団体における「わざ」の正統性―薗廣教と雅楽道友会の音響空間―」、『待兼山論叢:芸術篇』、(55) 1-28 2022年2月
- 論文「音楽芸能の記録における音と映像の関係――日本ビクターの音響映像メディアのアンソロジー(前編)」、『Arts and Media』 13 22-55 2023年7月
・音楽芸能の正統性の概念の研究②日本音楽芸能における「古代」(映像による公開を含む)
- 上村博教授(京都芸術大学)をお迎えしての音楽学総合ゼミ(2020年11月)
- 青嶋絢さん(青嶋設計事務所 アート・コーディネーター)をお迎えしての音楽学総合ゼミ(2021年1月)
- 楽器と「古代」アジア:鈴木昭男の「陶塤(とうけん)」を聞く①
- 楽器と「古代」アジア:鈴木昭男の「陶塤(とうけん)」を聞く②
- コラム「「古代」の音」(細川周平編著『音と耳から考える――歴史・身体・テクノロジー』、2021年10月)
・音楽芸能の正統性の概念の研究③声の技術の多様性
- 「朗読」:濱田研吾さん(徳川夢声研究者)をお迎えしての全学科目ゼミ(2021年5月)
- 「音訳」:久保洋子さん(日本ライトハウス情報文化センター音訳指導員)をお迎えしての全学科目ゼミ(2021年7月)
- 論文「ラジオ番組と映画音声ガイドの制作を通した日本語学習~普遍性と多様性をつなぐ授業デザイン~」(『第17回フランス日本語教育シンポジウム論考集』、2022年刊行予定)
🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑💿🌑