若手の薩摩琵琶奏者、川村穂鵑 (かわむらすいけん) 先生をお招きして、雅楽の琵琶(楽琵琶)と薩摩琵琶を比較するために、体験と実践のレベルで理解を深めるワークショップを開催してご助言を頂きます。薩摩琵琶の「さわり」の響きを体感したい方や、琵琶で「語り」たい方も、どうぞご参集ください。質疑応答でご助言も頂けます。
以下の通り、二回連続で行ないます。
開催日時 2024年6月25日(火)・7月2日(火) 13:30~15:00(両日共)
開催場所 大阪大学豊中キャンパス 文法経講義棟 文13教室
https://www.let.osaka-u.ac.jp/ja/access
学外の方は事前に下記メールアドレスまでご連絡を頂けましたら幸いです。座席数に限りがございますので、満席の場合はお入りいただけません。予めご了承ください。(締切:2024年6月24日)
suzuki.seiko.hmt★osaka-u.ac.jp(★を@にしてください)
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講師:川村穂鵑 (かわむらすいけん)
幼少の頃より歴史、特に軍記物を愛好する。錦心流薩摩琵琶を廣瀬顥水に師事。
その後、錦琵琶を都穂鳳に師事。現在、日本琵琶楽協会会員。古典曲だけではなく、中世古楽、 民族音楽など他ジャンルの音楽も学び、創作も手掛ける。数少ない錦琵琶奏者として活動中。※錦琵琶(五弦五柱薩摩琵琶の一種)
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(本ワークショップはJSPS科研23K00212「1960-70年代の民間の雅楽演奏団体・演奏家の実態の分析とその演奏の音響的復元」(研究代表者:鈴木聖子)の助成による。)
投稿者: Seiko_Suzuki
鈴木 聖子 すずき せいこ
1971年東京都生まれ。大阪大学大学院人文学研究科芸術学専攻音楽学コース・准教授。2012年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程(文化資源学)単位取得退学、東京大学東京大学大学院人文社会系研究科附属次世代人文学開発センター特別研究員、パリ・ディドロ大学(パリ第七大学)東アジア言語文化学部・助教、大阪大学大学院人文学研究科芸術学専攻音楽学コース・アートメディア論コース助教を経て、現職。博士(文学)。近現代日本の音楽芸能、形態資料を中心とする文化資源学。 Seiko_Suzuki の投稿をすべて表示