『日本の音の記憶』Mémoire sonore du Japon@BnF, Université d’Orléans
小沢昭一のLP『ドキュメント 日本の放浪芸』について語った「言葉と歌のあいだで:1970年代におけるオラリティの復権声明」(2019年1月25日フランス国立図書館にて、フランス語)の英語版”Between Narrative and Melody : Meaning of Musical : Preaching (fushidan sekkyō) on Shōichi Ozawa’s LP collection Document / Itinerant Arts of Japan”を載せた書籍を監修・出版しました(2021年3月)が、コロナ禍の諸事情でオンデマンドの印刷が滞っていた上に、最初に刷った100部をついに年末に輸入と思いきや、オミクロンで届きません。
Seiko Suzuki, Pascal Cordereix et, Gabriel Bergounioux, Mémoire sonore du Japon : le disque, la musique et la langue, BnF, Université d’Orléans 2021.
ご興味がある方は大阪大学大学院アートメディア助教室の近くをお通りの際はぜひ現物を見に来てください。表紙は私メのデザインで、猫好きから脱するために使用した犬のモチーフは、フランスのヴェルヌイユ Maurice Pillard Verneuil (
日本語がところどころに入った出版は初めてというフランスの小さな印刷会社とのやりとりで遅々として進まず困難を極め、日常の業務や人間関係が滞りましたが(済みません)、表紙の紙質がよく、インクの乗り方が予想以上に美しく、インテリアとしての仕上がりにも満足しています。